Wednesday, December 15, 2010

まだまだ続くハロウィン


ハロウィンからすでに一ヶ月以上経ちますが、我が家ではまだハロウィンが続いています。
ハロウィンの仮装用に作ったドロシーのドレスを毎日着て,ドロシーの様に振る舞う我が子。
「サンタさんに何をお願いする?」と聞くと、必ず「ドロシーの本」と答えます。

所で、最近知ったのですが、原作の『The Wozard of OZ』では、ドロシーの靴は銀色です。
『ルビーの靴』は、映画製作時に出たアイデアだそうです。
私はこのアイデアは素晴らしいと思います。
ドロシーの靴は、ルビーでなくては!

Wednesday, December 1, 2010

最近やめられない事


編み物、最近、またやめれなくなってきてます。
この所、我が子のお友達のお誕生日会が沢山有って、子供用の帽子を作りまくる毎日。
プレゼントする相手がいると編む楽しさ倍増。
その相手が可愛い顔の子達だから、この色が似合いそうだな〜とか考えるだけでも楽しいです。

写真の帽子をプレゼントした男の子のお母さんから「ハンサム度がアップした」とのコメントを頂き、そんな嬉しい事を言われて、かなり舞い上がり気味です。
帽子が無くてもハンサムだけれど、確かに似合っていました。

子供用の帽子には、Debbie Blissのカシミヤ混のメリノウールで編むのがお気に入りです。
全くチクチクしないし、編んでいても嬉しくなる肌触り。

Wednesday, November 10, 2010

LA MAISON DU MACARON


チェルシーに有る、とっても美味しいお店、LA MAISON DE MACARON
数年前に、友人とカフェはないかな?ときょろきょろしていた時に見つけたお店。

私はビスコッティーに目が無く、NYのいろいろなお店でビスコッティーを食べましたが、ここのピスタチオビスコッティーはNYで一番美味しいビスコッティではないかと思っています。

結構ずっしりとしていて、ピスタチオの香ばしい香りが口いっぱいに広がります。


カラフルなマカロンは、食べるのが勿体なくなってしまう程可愛らしい色で、丁度良い甘さ。
奥の調理場からは時々良い香りが漂ってきて、もうひとつ、と色々食べたくなってしまいます。

とっても小さくて可愛いスィーツなので、あれこれ試せるサイズなのも良いです。

Tuesday, November 2, 2010

赤ちゃん用ニット帽


この帽子は、友人が編んでくれた赤ちゃん用の帽子。
私がまだ妊娠中に、渡したい物があるからと、うちまでわざわざ届けてくれました。

今見ると驚く程小さい!
これを被っていたなんて信じられない小ささです。
着れなくなった子供服を整理していた時にひょっこり出てきて、思わず頬が緩んでしまいました。
一生大事にしたい、愛情たっぷりの作品。

Thursday, October 21, 2010

もうすぐハロウィン!!


一年の中で一番好きな季節は今。
食べ物が美味しいし、ワインもすすみます。


毎年ハロウィンが楽しみで仕方ない。

町中のお店のディスプレーもハロウィン一色。

我が家もカボチャのディスプレーをして、うちの子も大好きな『The nightmare before Chiristmas』を毎日の様にみて楽しんでいます。


写真は先日友人から教わって、子供と一緒に作った、紙製のハロウィンのバスケット。

風船のまわりに紙を貼って、糊が乾いたら風船を割って出来上がり。

とても素敵なアイデアだと思いました。

Monday, October 11, 2010

Minnentonka Tramper Ankle Hi Boot


ミネトンカブーツとの出合いは、もういつだったか思い出せない位昔です。
たまたま入ったお店で見つけて、一目惚れ。

履いた日から足に馴染んでしまって、一足目を履き潰し、2足目をすぐに購入。
2足目もかなりボロくなってしまい、先日3足目を購入。

同ブランドの他のデザインも可愛いなと思うけれど、いつも結局このブーツの黒を買ってしまう。

かなり色落ちするので靴下に色移りしてしまう難有りですが、スリッパの様な履き心地、デザインも好き過ぎて、そんな事はとても小さな事と思ってしまう。

Sunday, October 10, 2010

101010101010

今日は10/10/10
ニュースで、10/10/10 10:10 10lbで産まれた赤ちゃんのニュースを見ました。
10パウンドって、、、お母さん、出産大変だったろうな、と思いました。
何だかおめでたい出産。

Friday, September 10, 2010

『Comme des Garçons』 の猫目ハートTシャツ




コム・デ・ギャルソンの猫目のハート、一目惚れした可愛さ。
大人用と子供用、どちらも友人から頂いたものです。

猫を飼い始めてから、すっかり猫好きになってしまった私の心を鷲づかみにしたデザイン。
ちょっと一癖ありげな目。

我が家の猫『餅』もこんな目つきで、時々私の事を見ていたな。
何を考えていたのか、それとも何も考えていなかったのか。
『餅』に会いたいな。

Wednesday, September 8, 2010

IMAGINE


今日、スーパーマーケットに行ったら、John Lennonの『IMAGINE』が流れていて、隅っこで聞き入ってしまいました。
平和を訴える曲は数あれど、これ程までにぐっと心に刺さる曲はないなと、あらためて感動してしまいました。


家に帰って、速攻CDを探しました。
有ったはずなのに無いー、と子供を巻き込んでしばらく探していたら、有ったー
何年ぶりかに開いてみて、歌詞を読んでみたら、再度感動してしまいました。

このアルバム、1971年に発表されたという事は、約40年前の作品なんですね。


John Lennonって不思議な人だと思います。
特別に歌が上手いとか、声が美しいとかではなく、何かが心に刺さってくる感じ。


発表後は、アメリカ人の愛国心を萎えさせるという理由で、何度も放送禁止になったりしたそうです。
911同時多発テロの直後は、あちこちで流れていました。
心に響くからですね。


『DOUBLE FANTASY』の『BEAUTIFUL BOYS』は、聞く度に涙が出てきます。

先程あらためて聞いてみて、これ程シンプルな歌詞の中に親の気持ちを表現したJohn Lennonて、本当に素敵。


『IMAGINE』の歌詞、時間が有る人は読んでみて下さい。


Imagine there's no heaven
it's easy if you try

no hell below us

above us only sky
imagine all the people
living for today...


Imagine there's no countries

it isn't hard to do
nothing to kill or die for

and no religion too

imagine all the people

living life in peace...


You may say I'm a dreamer
but I'm not the only one

I hope someday you'll join us
and the world will be as one


Imagine no possessions

I wonder if you can

no need for greed or hunger

a brotherhood of man

imagine all the people
sharing all the world...


You may say I'm a dreamer

but I'm not the only one
I hope someday you'll join us

and the world will live as one

Wednesday, September 1, 2010

友人のお父様&ご友人からの、とっても嬉しいメール


少し前ですが、友人のお父様とお父様のご友人の方から、私のBlogの感想メールを頂きました。

とても嬉しい内容のメールでした。

お二人共、映画の大ファンだそうで、自主出版で映画に関する本を出版された事もあるそうです。
私も映画ファンなので、Blogに好きな映画の感想等を書いていますが、お父様達がそれを読んで下さいました。
お二人が出版された本、読ませて頂きたいです。

Tuesday, August 10, 2010

赤ちゃんの人形



週末、押し入れの中を整理していたら、出てくる出てくる、本当に色々なものが。
子供が産まれて以来、大事なもの、何故か捨てられないがらくた、将来子供にあげたいもの、友人からのプレゼント等、箱にしまって封印していました。
子供も大きくなったので、一部渡せるかなと思ったので整理してみたら、あまりにも可愛い物が沢山出てきました。

写真は、友人がうちの子供の為にプレゼントしてくれた人形。
私は人形は好きではないのですが、これだけは別。
手のひらにのる程小さいのに、本当に細かく丁寧に作られていて、作り手の心意気を感じる作品。
小さな箱の中で寝ている顔が可愛い。
足の感じが特にうちの子に似ているので、余計に愛らしく思えます。
限定品で、確か同じ物は4体だった様に記憶しています。

触ってみると、肌の質感が何とも言えず、ずっと触っていたくなる触り心地。
とってもデリケートな人形なので、今はまだ子供にあげれませんが、いつか。

Wednesday, August 4, 2010

教会の十字架



写真は数年前に撮ったもので、我が家の目の前に有る教会のてっぺんです。
数年前の嵐の時に、この十字架はポキっと折れてしまいました。(涙)
夜になると、この白い十字架が夜空に白く浮き上がって、この夜景がとても好きでした。
今は新しい十字架が取り付けられていますが、写真の十字架は古くて、いかにも手作りなぼてっとした感じで、とても可愛らしかったです。

Monday, June 28, 2010

ありがとうございました。


6/21、うちの猫、餅が亡くなりました。

5歳でした。
2ヶ月前に具合が悪くなってから、治療を続けても悪くなる一方で、癌だと分かってからは更に容態が悪化し、獣医さんから安楽死を勧められました。
いつにしようか決めかねていたら容態が急変してしまい、慌てて病院に行く事になってしまいました。

私達が病院に行く間に急遽子供を預かってくれた友人、いままで相談にのってくれた家族や友人、いろいろ親切にして下さった子供の学校の先生、親切に対応して下さった獣医さん、本当にありがとうございました。

昨日、獣医さんからカードが届きました。
うちの旦那さんからもカードを頂きました。
大切にします。

Thursday, June 17, 2010

友人の引っ越し


またひとり、仲良くしていた友達がNYから離れます。

ご主人の転勤が急に決まり、この夏引越されてしまう事になって、今とても慌てている中、私にお世話になりましたとお菓子を下さいました。
お子さんが2人いる大先輩のママ友で、お世話になったのは私の方。
完全にお世話になりっぱなし状態。

子育ての事、猫の病気の事、その他いろいろ、いつも私の話を聞いてくれて、本当に親身にアドバイスをして下さいました。
いつも冷静で、とても優しく、こうならなければ!という、見本の様な人。
出来が違うのでとても真似出来ないけれど、努力だけはしなくては、、、

Saturday, June 5, 2010

『SUBWAY STORIES』


昨夜、友達に貸す約束をしていたDVDを探していた所、奥から『SUBWAY STORIES』を見つけました。
あまりにも懐かしくて、寝不足続きで1分でも早く寝たいー、と思っていたにも関わらず一気に目が覚め、映画鑑賞タイム!

この映画は1997年にHBOで製作され、劇場公開されていないので有名ではないと思うけれど、ニューヨーカーにとってはたまらない作品なのでは?と思います。
10作品からなる、オムニバス映画です。
お洒落なニューヨークでは無く、あるあるこんな事、いるいるこんな人、という、とってもリアルな内容のお話。
撮影もニューヨークの地下鉄で行なっているので、リアルさに拍車がかかっています。

私は地下鉄が好きです。
色々な人が乗っているから。

私が好きなのは、以下の3作品。

『THE RED SHOES』
地下鉄内での喧嘩の模様が描かれてます。
私の大、大、大好きな『BUFFALO'66』(この映画、何度観たか数えきれない!)のGoonことKevin Corriganが出ていて、良い味を出してます。
インディーズ系の作品に沢山出演している俳優で、この人が出てるだけで、何だか楽しくなるのは私だけでしょうか?
その辺にいそうな人の役どころが似合うなと思います。

『THE 5:24』
一番好きな作品。
朝5:24分発の地下鉄の中で毎朝会う、ウォール・ストリートで働く若者と老人との不思議な交流。
人生を大きく左右してしまう程の大きな賭けに、地下鉄の中で出会った見ず知らずの老人に託す事が出来るか、という内容。
老人役がJerry Stillerで、すごーく良い。
この人にならけても良いのでは?いやいや怪しい、と迷わされます。
バックに流れる軽快なテンポのピアノ曲も素敵です。

『MANHATTAN MIRACLE』
Gregory Hinesが通勤途中のビジネスマンで、自殺をしようとしていると思われる若い女性を対向のプラットホームで目撃するというお話。
全編に流れるビジネスマンが聞いているクラシックミュージックと、危なーい!という、ハラハラ感が対照的で良いです。

Friday, May 21, 2010

猫の病気

猫が病気になってしまいました。
ずっと食が細いなとは思っていたのですが、元々食が細く、とても気分屋なので、気が向いたら食べるかな?と、軽く考えていました。

ある日だっこしたら何だか軽い様な気がして、体重を量ったらかなり減っていました。
慌てて病院に連れて行った所、脱水症状と体重の激減の危険な状態で、即入院。

病気らしい様子もなく、いつも通りにくつろいで過ごしていたのに。
獣医さんがおっしゃるには、猫は病気を隠すエキスパートで、相当症状が出るまで気がついてあげれない厄介な動物だとの事です。
でも普段から体重を量る等、気をつけてあげる手段は有ったと思います。


猫の恐ろしいウイルスがあるという事を、獣医さんから知らされました。

赤ちゃんの時に感染して、すぐに死亡する猫が多いそうなのですが、感染しながらも生き残った猫は、ウイルスを抑えて成長するそうです。

そして突然発症し、発症後は手の施し様は無く、数週間で死んでしまうそうです。

それが大体、生後5〜6年の猫に多いそうで、うちの猫は5歳。

ウイルスに感染しているかどうかはテスト出来ず、死亡後に解剖してから分かるそうです。
なので、うちの猫がそのウイルスに感染しているかどうかは分からないのですが、血液検査をした結果、感染している可能性もある数値が出ました。

猫友にも相談したのですが、そんな話を聞いた事がないと、皆一様に驚いています。
私も始めて聞いた話ので、すっかり動揺してしまっています。


最近頭の中がこの事でいっぱいで、会う友達についつい話してしまうのですが、皆親身になってくれて、猫の事で用がある時はうちの子供を預かると迄言ってくれた友人がいます。
言葉では十分に伝えきれない程に感謝しています。

Monday, May 10, 2010

Happy Mother's day!


昨日は母の日。
母の日のプレゼント用のネックレス数点の注文を受けていたので、ここ数週間ちょっと忙しかったです。
無事納品を終え、母の日は家族でSOHOに出かけました。

しかし5月とは思えない、異常な寒さ。
冬物は洗濯してしまっているので、有る物を重ね着してでのお出かけ。
それでも風も強くて、本当に寒かったです。

そんな中でもSOHOは人出が多く、お母さんと一緒の人もとても多かったです。
お母さんと一緒に食事&お買い物、皆さんとっても楽しそうでした。
こういう光景は、微笑ましいです。

私達から母へのプレゼントは,孫の写真入りのネックレス。
忙しかったとはいえ、発送が母の日の前日となってしまい、どう考えてもNYから日本へ翌日に着くはずもなく(しかも週末だし)大幅に遅れる事となってしまいました、、、

私は、子供からと猫から?はカードを貰い、旦那さんからはコッポラワインを貰いました。
子供からのカードは、クレヨンで何か?を描いたもので、中々芸術的。
猫からのカードは、あまりにもうちの猫に酷似している猫の写真のカード。
うちの猫は、この種の猫にはちょっと珍しい緑色の目で、獣医さんにも珍しいと言われる程なので、驚きです。
もしかして、私達に内緒でモデルの仕事をしていたりして。

夜テレビをつけたら『THROW MAMA FROM THE TRAIN』が放送されてました。
ダニー・デヴィート監督主演映画で、怪獣の様なママを殺そうとするブラック・コメディー。
ママ役の女優さんは、この役でアカデミー賞にノミネートされてましたけど、とにかく顔が恐い。(笑)
母の日にぴったり?な映画。

Monday, May 3, 2010

『A SERIOUS MAN』

コーエン兄弟の『A SERIOUS MAN』を観ました。

舞台は1967年アメリカ中西部のミネソタ州・ミネアポリスの郊外。
主人公は、優しくて真面目なユダヤ人高校の物理の先生。
妻と2人の子供がいて、平凡な人生を送っているのに、次々と災難が舞い込んで来るというお話。
旧約聖書のヨブ記になぞらえているそうです。

私はコーエン兄弟の作品は全て大好きですが、この作品はその中でも上位に入ります。(うちの旦那さんも大絶賛)
スター級の俳優を一切起用していない事から「花が無さ過ぎる」、ユダヤ人社会に焦点を当てている事から「ユダヤ人以外に分かりづらい内容」等の酷評も有る作品ですが、私は花が無い所がまた面白いと思ったし、ユダヤ教について詳しくない私でも、十分に理解出来る内容でした。
賛否両論の有るラストも私達は大好きで、コーエン兄弟には本当にがっかりさせられません。

DVDのカバーの写真は、主人公がテレビのアンテナの角度を直す為に屋根に上っている所で、私はこのシーンが大好きです。
屋根から眺める近所、青空と雲、暑くも寒くもない穏やかな日。


映画も最高だったけれど、DVDに入っていたコーエン兄弟のインタビュー等がまた面白かったです。
主人公はモデルとなった人がいる訳ではないけれど、ユダヤ人であるコーエン兄弟の両親など、まわりにいた人達を参考にしたそうです。
この映画の苦労した点は、出演者全員が本当にその辺にいる人達風なのに加え、妻の浮気相手がセクシーとは真逆の人なので、制作費を集めるのが大変だったそうです。(笑)

テレビに白黒B級サイエンスフィクションの映像が流れている、数秒程の短いシーンが有るのですが、昔の映画の画像を使ったのかと思ったら、実はセットもモデルも全てこの短いシーンの為に制作したものだと知って、驚きました。
このシーンの製作過程を説明したものもDVDに入っていましたが、見ていてわくわくしました。

1967年という時代背景を細部に渡ってこだわっていて、その製作シーンもとても興味深いものでした。
何しろ街並、車、生活用品、全てがヴィンテージ。
ファッションも興味深いです。
男の人達のパンツが、とーってもハイウエストで、パンツ丈が短過ぎる程短いけれど、当時は普通の事。
女の人のブラもダーツの入ったとんがった形で、現在の物とは大きな違いが有ります。


音楽も作品とマッチしていて、面白さに拍車をかけていました。

主人公は次々と舞い込む災難に悩み、ユダヤ教の聖職者Rabbiの所に『答え』を求めて相談しにいくのですが、Rabbiのお話のBGMが、Jimi Hendrixの『Machin gun』で、曲に合わせて進行して行くのが面白いです。

作品の随所で流れるのはJefferson airplaneの『Somebody to love』。
Jefferson airplaneの曲は全4曲使われていますが、ぴったり過ぎる程はまっています。
かなりの高齢のRabbiが主人公の息子に発する言葉は『Somebody to love』の歌詞。
主人公の息子がラジオから聞いていた曲で、それをRabbiが知る由もないのに、、、
これが『答え』なのでしょうか?(笑)


映画のテロップで、『No animals were harmed.』(動物は傷付けていません。)というのを時々見かけます。
この映画もこの表記が有りましたが、それに加え『No Jews were harmed in the making of this motion picture.』(この映画製作にあたって、ユダヤ人を傷付けていません。)が有り、笑ってしまいました。


Monday, April 12, 2010

幸運を呼ぶ猫ーMax the cat



猫好きのヘミングウェイは、友人の船長から猫を2匹譲り受けたそうですが、その猫達は指が6本有ったそうです。
その猫達を『幸運を呼ぶ猫』と信じて、とても可愛がっていたそうです。
今では直系子孫の猫達が50匹以上、キーウェストに有るヘミングウェイ博物館に暮らしています。

私は随分前ですが、ヘミングウェイ博物館に行った事があります。
沢山猫が居て、どの猫も足の幅が広くて可愛かったです。

お義姉さんの家にも6本指の猫がいますが、やはり幅広の足で可愛いです。
名前はMax。
お義姉さんは犬の餌を買いに行った際、店頭の檻に入っていた捨て猫Maxと目が合い、譲り受けたそうです。

Maxは6本指を器用に使い、物も掴める猫です。
『Meet the parents』で、デニーロからトイレが壊れているので絶対に流さない様に言われていたのに、ベン・スティラーがうっかり流してしまい、猫が流したのかな?ととぼけるシーンがあります。
この言い訳に激怒したデニーロが、親指の無い猫がどうやって流せるんだと怒鳴ります。
でも
Maxなら親指がしっかり有るし、器用に使っているので、多分流せると思います。(笑)


Sunday, April 4, 2010

Easter


今日はEaster。

Easterの数週間前から、あちこちのお店がうさぎと卵のモチーフで飾られ、とても可愛いです。
いくつか卵型のチョコレートと、子供用にEasterのチビケーキを購入。
見た目で想像がつく通り、美味しいとは言えないケーキですが、子供が大喜びで食べている姿を見ると、時々はこんなジャンクフードも楽しいなと思いました。

Monday, March 29, 2010

MATZOH CRUNCH


今日はユダヤ教のPASS-OVERという祝日で、ユダヤ人のエジプト脱出を記念する日です。

うちの旦那さんの職場にも数名ユダヤ教徒の方々がいて、今日はお休みを取っているそうです。


以前ユダヤ教の方に、祝い方について説明してもらった所、今日の日没より8日間、パン、ご飯、パスタ、コーンは食べられないそうです。
その代わり、MATZOHというクラッカーを食べる。

これは、エジプト脱出の際にパンを焼き上げる時間さえなく、急いで発たねばならなかった先祖に思いを馳せる為だそうです。


このMATZOH、私の大好物!
さくさくしたきつね色のクラッカーの間に白いもの
(卵白,もしくはミルクとかで作ったものかな?)が入っていて、歯ごたえが何とも言えず、本当に美味しいです。
一年中食べたいですが、PASS-OVERの時期だけ店先に並ぶので、この時期は忘れずにうちの旦那さんに、会社帰りに買ってきて貰っています。

プレーンなMATZOHは何の料理と食べても美味しいですが、ダークチョコレートのかかったMATZOHとワインの組み合わせも中々おつ。

にきびが出来たって構わない!と思える美味しさ。

ユダヤ教とは無縁な私達ですが、MATZOHは楽しませて頂いています。

Sunday, March 7, 2010

桜のピン留め


先日,友人から頂いたヘアクリップ。
頂いて以来、毎日使っています。
ロサンジェルスのデザイナーJane Tranの作品。

着物の様な色目に、桜の模様、本当に素敵。
適度に大きいし、しっかりしたバネできちんと髪を留め付けてくれます。
以前、私が着物の柄が好きだと言ったのを覚えていてくれたそうで、このクリップを見る度に嬉しくて涙が出そうになります。

友人は縫い目柄の同じヘアクリップを持っていて、こちらもシンプルなのにとても可愛い。

頂きもののマフィン


友人からチョコマフィンを頂きました。
勿論うちの子は大騒ぎで、夕ご飯の後にあげるからと約束したら、夕食を飲み込む様に食べ「ココケーキ!」と叫ぶありまさ。
一度に沢山はあげれないので、ひとつを残し、翌朝の朝ご飯の後にあげると約束したら、朝起きぬけ第一声が「ココケーキ!」
、、、

Wednesday, March 3, 2010

つらら


つらら。
溶けかかっているものの、まだ少し残っていました。

Monday, March 1, 2010

雪だるま


NYは先週の雪がまだ残っているものの、雪の溶ける気温なので、大分歩きやすくなってきてます。
大人は良いけれど、毎朝雪を楽しみにして起きる子供は可愛そう。
なので、残っている雪で雪だるまを一緒に作って我が家のバルコニーに置いてみた所、こちらの期待以上に喜んでくれたので、重い雪だるまを運んだ甲斐もあり、私も嬉しくなりました。
でも、明日には溶けてがっかりさせてしまうかな、、、、

ミツロウのクリーム


昨日,友人が手作りハンドクリームを持って来てくれました。
フランキンセンスの精油が入っていて香りが良いし、使い心地も最高。
材料は全てオルガニック。
手足だけではなく、リップクリームとしても使える万能クリーム。
本当に嬉しいプレゼント、どうもありがとう。

私のブログに作り方を載せても良いと言ってくれているので、載せます。

遮光ガラス瓶にミツロウを入れて湯煎で溶かし、シアバターとホホバオイルを加えて混ぜる。
湯煎から下ろし、粗熱が取れたら好きな香りの精油を入れる。

ミツロウ 4g
シアバター 5ml
ホホバオイル 20ml
精油 1滴

Friday, February 26, 2010

雪のNY


NYは雪雪雪、、、

閉じ込められてしまっている感じです。
でも、うちの子は大雪で大はしゃぎ。
こうなったら,一緒に雪を楽しむしかないです。

そんな中、女子フギュアを手に汗をかきながら観戦。
本当に素晴らしくて感動!
上位5人のうち4人がアジア人なのも、何だか嬉しいです。
皆手足が長いし、とっても可愛い。

Tuesday, February 23, 2010

Leave the gun. Take the cannoli.


先日遊びに来てくれた友達が、Cannoli cakeを持って来てくれました。
さくさくっとした筒状のからに、程よく甘いリコッタチーズの濃厚なクリーム。

Cannoli cakeはイタリアはシチリア地方の伝統菓子で、イタリア映画、もしくはイタリア移民の話の映画で時々見かける事があります。
「Leave the gun. Take the cannoli.」は有名な台詞。
友人がケーキを買ったお店のケーキの陳列棚には、この台詞が書いてあったそうです。

シンプルなケーキなだけに、素材の善し悪しで味が大きく変わってしまうので、美味しいお店のものは本当に美味しい。
友人は美味しくて評判のベーカリーで買って来てくれたのですが、購入時にからにクリームを詰め込んでくれたそうです。
からがしんなりし過ぎずに、さくさくっと歯触りが良いのはそのせいで、こだわりを感じます。

クリームにダークチョコレートチップが入ったもの、からにダークチョコレートがかかっているもの等、色々な種類が有りますが、まだ小さいうちの子にも食べれる様に、プレーンなタイプを買って来てくれました。
本当に色々お気遣い頂いて、感謝感激。
うちの子は本当に喜んで食べてました。

Friday, February 19, 2010

織田信成選手


昨夜のフィギュア男子、織田信成選手の靴ひもが切れて演技を中断した時、転倒時に怪我でもしたのかと思って、かなりひやりとしました。

怪我でなくて本当に本当に何よりです。

3分以内にひもを直して、演技を中断した時点からの再開。
普通の人ではボロボロぐだぐだになりそうなものを、流石にすごい選手、最後迄綺麗にこなして、この精神力の強さには感心するばかり。

今朝のニュースで織田信成選手の靴の近影を見ましたが、とても傷んでいるのに驚きました。
足に良く馴染んだ靴だからなのでしょう。

チャップリンのコミカルな演技、とても楽しかったです。


『La Strada』


昨夜の男子フィギュア、大興奮しながら観ました。

フェリーニの『道』(La Strada)の綱渡り芸人に扮した高橋大輔選手、本当に素晴らしくて大感動です。
大道芸人の衣装もとても似合っていたし、綱渡りの様なステップ、映画を思い出して涙が出てきました。

フェリーニの映画はどれも好きですが、『道』は一番好きな作品。
この映画の曲を聴く度、ヒロインのジェルソミーナの顔が浮かんできて、胸がきゅっとなります。
以前、この映画がとても好きだとお義父さんに話した事があるのですが、『Gelsomina』はイタリア語でジャスミンの花の事だと教えてくれました。
この役を演じたジュリエッタ・マシーナの無垢なイメージにぴったりの、とても可愛らしい名前だと思いました。

一番好きなシーンは、綱渡り芸人とジェルソミーナの会話のシーン。
ジェルソミーナが「自分は何の役にも立たない」と言うと、綱渡り芸人は「この世に有るものは何かの役に立つ。こんな小石でも何かの役に立っている。」と答えます。
何の役に立つのかを問うと、綱渡り芸人は「神様がご存知だ。お前だって何かの役に立っている。」と励ます。
たしかこんな感じの会話だった様に記憶しています。
(随分前に観たので、微妙に間違っているかも、、、)


フィギュアの話に戻りますが、、、
金メダルのエバン・ライサチェク選手も素敵で感動しました。
肩から胸に蛇が這っている黒い衣装はエキゾチックな雰囲気で、とても似合っていると思いました。
長い手足の完璧なプロポーションと、余裕のある感じの動き、美の極致。

Thursday, January 28, 2010

J・D・サリンジャー


今朝,ニュースでサリンジャーが亡くなった事を知りました。

長く作品を発表していなかったのは知っていましたが、40年以上というのには驚きました。

晩年、社会から孤立した生活を自ら選び、執筆は自分自身の為だけに続け、それらの作品を出版する意思は全くなかったそうです。
正直、それらの作品を読んでみたいという強い気持ちは有りますが、サリンジャーがその様に望んでいる以上、尊重すべき事ですね。

昨年、70年代につき合っていたガールフレンドに宛てた手紙数通が、サザビーズのオークションにて高額で落札されたとニュースで聞きました。
人一倍、静かな暮らしを望んでいたサリンジャー、この様な事で騒がれてしまうのは可哀想。
その女性は子供の学費の為に手紙を競売にかけたそうですが、どの様な理由であれ、気持ちを込めて送ってくれたラブレターを競売にかけるなんて、、、

グラース家の人達、ホールデン、作品に度々登場する人物は何度も読み返しているせいか、私には身近な人達の様に感じています。
ホールデンはサリンジャーの分身だったとも言われているせいか、サリンジャーも知っている人の様に感じています。
本当に素晴らしい作品を残してくれた事を感謝しています。


Friday, January 22, 2010

ソファーに横たわりテレビ鑑賞中の餅

我が家に餅が来て4年と少し。
2005年12月に引き取った際に、生後半年程で6月頃生まれと聞いていたので、誕生日は2005年6月6日にしました。

何故6月6日にしたかというと、お腹に66という模様が入っているから。
悪魔の申し子『オーメン』のダミアンは、頭部に666の数字が入っていましたが、餅のお腹には66の数字が入っています。

誕生がもう一年遅ければ666の『悪魔の申し子』になってしまう所でしたが、665とひとつ足りないので安心。


当時、猫を引き取るのは少し躊躇していました。

猫=引っ掻くというイメージがあったので、引っ掻き傷が絶えなくなるかも、家具をめちゃめちゃにされるかもと思ったからです。

餅を飼って驚いたが、引っ掻かない、とても温和、寂しがり屋で常に一緒にいたがる等、私の中にある猫のイメージとは180度異なるという事。
子供に対しても温和で、とても優しい。

日がな一日何もせず、だらだらと過ごす餅。

Tuesday, January 12, 2010

CINEMA 16:EUROPEAN SHORT FILMS


日本の友人から薦められた『CINEMA 16:EUROPEAN SHORT FILMS』を観ました。
私の好きそうな作品が揃っている16編のオムニバス映画との事で薦められたのですが、、、
友人の薦めてくれた映画は2本しか収録されていませんでした。

検索してみたら、日本版とアメリカ版のDVDに収録されている作品は違うという事を発見。

友人の薦めてくれたゴダールもスティーヴン・ダルドリーの作品も入っていない、、、

ブニュエルとダリの『アンダルシアの犬』も入っていない、、、



でも、友人お勧めの以下の2本は入っていました。

Juan Solanas監督『L'Homme Sans Tete』 (The Man Without A Head)
タイトル通り、頭の無い男性が恋している女性とのデートの為に頭を買いに行って、、、というお話。

とてもエレガントでロマンティック。

この頭の無い男性がとても純粋で可愛らしいし、
立ち居振る舞いが上品。
ダンスシーンは夢の様に美しいです。
作品全体の色調もうっとりする程美しく、自然と顔がほころんでしまう作品。
この作品、2003年のカンヌ映画祭のジュエリー賞やフランスのセザール賞等、数多くを受賞したそうですが、納得。

Jan Svankmajer監督『Jabberwocky
この監督の世界感ずっしりな感じの作品で、とても好きです。


以下の2本はアメリカ版に収録されていて、気に入った作品。

Run Wrake監督『Rabbit
とてもシュールで、奇妙な内容のアニメ。
1950年代の子供の教育用のステッカーを使っているそうで、ぎこちない動きをするし、本当に変な話なのですが、妙に引かれてしまいます。


Virgil Widrich監督『Copy Shop

不思議な話。
とても引き込まれました。


『L'Homme Sans Tete』(The Man Without A Head)でとーっても暖かい気持ちになった後、、、、
次に観た作品Andrea Arnold監督『WASP』には、とても寒々とした気持ちにさせられました。

シングルマザーの子供への虐待の話です。
お母さんはそれなりに4人の子供を愛しているのですが、生活能力ゼロ、親としての自覚もゼロ。
ドキュメンタリー映画の様な感じもして、子供の俳優達の演技とは思えないリアルな感じ、お母さんを演じている女優さんもリアルな感じで、映画を観ている間ずっと映画だという事を忘れさせられてしまいました。
内容が内容なだけに好きな映画ではないけれど、強い衝撃を受けました。

16編それぞれ別の監督が作っているので、中には???と思う作品、印象に残らない作品も有りました。

でも、『L'Homme Sans Tete』が本当に素敵で、これを薦めてくれた友人にはとっても感謝。

この監督の他の作品を観てみたいです。

Thursday, January 7, 2010

TIM BURTON


MOMAで現在開催されているTIM BURTON展
自由な発想、そして私の大好きな初期の頃の作品がメインなのと、今迄見た事のない若い時のスケッチ等も展示されていて、とにかく楽しい!
この展覧会は4月迄公開されているので、あと数回は行きたいと思っています。

写真は今回の展覧会の中で一番好きな絵。
タイトルは『Romeo and Juliet』。

インク、マーカー、色鉛筆で
繊細なタッチで描かれていて、色合いが淡くてとってもロマンティック。
このポストカードは仕事机の前に飾っています。

Romeoの足の縞々なのも好き。

ティム・バートンの作品の、渦巻きと縞々がたまらなく好きです。

この展覧会に行った後に友人のクリスマスパーティーに寄ったのですが、友人宅ではたまたま初期のアニメ作品『Vincent』を上映していて、
ティム・バートンづくしのとても楽しい一日でした。

数年前に『Corpse Bride』が公開された際にも、映画館に隣接された会場でCorpse Bride展が開催されました。

細部にまでこだわった人形や、膨大な量のスケッチが公開されました。
うちの旦那さんと一緒に何時間も見入ってしまったのを覚えています。

同時期にティム・バートンのサイン会があって、絵本『The Melancholy Death of Oyster Boy & Oyster Stories』とDVDにサインをして頂きました。

これは私の宝物。

先日、うちの子に『The Nightmare before Christmas』をみせてみました。
怖がるようならば中断しようと思っていたのですが、最後迄とても楽しそうに鑑賞。
その後Nightmareの本も見せてみたら、これも指を指しながら楽しそうに見入っていました。
私の趣味を押し付ける様な事だけはしたくないと日々思っていますが、気に入って貰えたのはとても嬉しいです。

Saturday, January 2, 2010

コッポラ監督のワイン


年末に、うちの旦那さんがコッポラ監督のワインを買ってきてくれました。
フルーティーなのに甘くなく、良い具合に渋みのある、本当に美味しいワイン。

美しいクランベリー色のワインに、昨夜2人で見とれながら飲みました。

コッポラ監督は,映画事業では興行的に失敗した作品が多く、3度も破産をしたそうです。

でも、このワインビジネスではアメリカ屈指の富豪に君臨!
Niebaum-Coppola Winery では沢山の種類のワインが販売されていますが、娘ソフィア・コッポラの名前のワインも有ります。

私は『ゴッドファーザー』『ゴッドファーザー2』はテレビで放送される度に、何度観たか分からない程観ている大ファン。
あまりにも何度も観るので、ついに一昨年前にうちの旦那さんがクリスマスに『ゴッドファーザー』3部作のDVDをプレゼントしてくれました。

4枚組のDVDで、そのうち一枚は監督のインタビューや撮影エピソード等、かなり盛り沢山な内容で、『ゴッドファーザー』熱に増々拍車がかかってしまいました。
コッポラ監督が人としても大好きになりました。

ミーティング風景も入っていますが、常に美味しそうなものを食べながら話をしていて、とても可愛らしい人です。

膨大な量の資料も監督が説明してくれていますが、作品への並々ならぬ愛情を感じるものばかりだし、自らの家族への愛情にもあふれる、人間としての深みを感じる人です。


『ゴッドファーザー』のラストのバプティズムのシーンの赤ちゃんはソフィア・コッポラで、記念に娘で撮影をしたそうです。
可愛くて可愛くてたまらないというのが伝わってくるエピソード。

作品の中で、食にこだわるイタリア人の気質満載なのも好きな理由のひとつ。

大ボスであるヴィト・コルレオーネが、小さなマーケットに立ち寄って食材を自ら選んでいるシーン。

ヴィトの右腕のクレメンザが、大事な話し合いの席でもミートボールソースを料理していて、ボスの息子マイケルに秘訣を伝授するシーン。

この人は丸々太っていて、レストランでの食事シーンも実に美味しそうに食べてます。
若く貧しかった頃のヴィトが、奥さんへ梨をひとつプレゼントするシーンは本当に愛にあふれ、みる度顔がほころんでしまいます。

原作者であるマリオ・プーゾがコッポラ監督と共に脚本も制作していますが、
本も何度読んでも面白いです。