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NYは雪雪雪、、、 閉じ込められてしまっている感じです。でも、うちの子は大雪で大はしゃぎ。こうなったら,一緒に雪を楽しむしかないです。そんな中、女子フギュアを手に汗をかきながら観戦。本当に素晴らしくて感動!上位5人のうち4人がアジア人なのも、何だか嬉しいです。皆手足が長いし、とっても可愛い。
先日遊びに来てくれた友達が、Cannoli cakeを持って来てくれました。さくさくっとした筒状のからに、程よく甘いリコッタチーズの濃厚なクリーム。
Cannoli cakeはイタリアはシチリア地方の伝統菓子で、イタリア映画、もしくはイタリア移民の話の映画で時々見かける事があります。
「Leave the gun. Take the cannoli.」は有名な台詞。
友人がケーキを買ったお店のケーキの陳列棚には、この台詞が書いてあったそうです。
シンプルなケーキなだけに、素材の善し悪しで味が大きく変わってしまうので、美味しいお店のものは本当に美味しい。友人は美味しくて評判のベーカリーで買って来てくれたのですが、購入時にからにクリームを詰め込んでくれたそうです。からがしんなりし過ぎずに、さくさくっと歯触りが良いのはそのせいで、こだわりを感じます。クリームにダークチョコレートチップが入ったもの、からにダークチョコレートがかかっているもの等、色々な種類が有りますが、まだ小さいうちの子にも食べれる様に、プレーンなタイプを買って来てくれました。本当に色々お気遣い頂いて、感謝感激。うちの子は本当に喜んで食べてました。
昨夜のフィギュア男子、織田信成選手の靴ひもが切れて演技を中断した時、転倒時に怪我でもしたのかと思って、かなりひやりとしました。怪我でなくて本当に本当に何よりです。3分以内にひもを直して、演技を中断した時点からの再開。普通の人ではボロボロぐだぐだになりそうなものを、流石にすごい選手、最後迄綺麗にこなして、この精神力の強さには感心するばかり。今朝のニュースで織田信成選手の靴の近影を見ましたが、とても傷んでいるのに驚きました。足に良く馴染んだ靴だからなのでしょう。チャップリンのコミカルな演技、とても楽しかったです。
昨夜の男子フィギュア、大興奮しながら観ました。フェリーニの『道』(La Strada)の綱渡り芸人に扮した高橋大輔選手、本当に素晴らしくて大感動です。大道芸人の衣装もとても似合っていたし、綱渡りの様なステップ、映画を思い出して涙が出てきました。フェリーニの映画はどれも好きですが、『道』は一番好きな作品。この映画の曲を聴く度、ヒロインのジェルソミーナの顔が浮かんできて、胸がきゅっとなります。以前、この映画がとても好きだとお義父さんに話した事があるのですが、『Gelsomina』はイタリア語でジャスミンの花の事だと教えてくれました。この役を演じたジュリエッタ・マシーナの無垢なイメージにぴったりの、とても可愛らしい名前だと思いました。一番好きなシーンは、綱渡り芸人とジェルソミーナの会話のシーン。ジェルソミーナが「自分は何の役にも立たない」と言うと、綱渡り芸人は「この世に有るものは何かの役に立つ。こんな小石でも何かの役に立っている。」と答えます。何の役に立つのかを問うと、綱渡り芸人は「神様がご存知だ。お前だって何かの役に立っている。」と励ます。たしかこんな感じの会話だった様に記憶しています。
(随分前に観たので、微妙に間違っているかも、、、)フィギュアの話に戻りますが、、、金メダルのエバン・ライサチェク選手も素敵で感動しました。肩から胸に蛇が這っている黒い衣装はエキゾチックな雰囲気で、とても似合っていると思いました。長い手足の完璧なプロポーションと、余裕のある感じの動き、美の極致。