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昨夜の月は赤かった。宵のうち、湿度が高く、赤かった。なぜ、湿度の高い夜の月は赤いのでしょう?
ここ一ヶ月程、私のジュエリーを買って下さったお客様と、何度かメールを交換していますが、購入して下さったジュエリーを心から気に入って下さっているご様子で、私も本当に嬉しく思っております。
シャンデリアグラスの話、インテリアの話、音楽&映画の話、お子さんの話と、ジュエリー以外の話でも、とても楽しくメール交換をさせて頂きました。
5歳のお嬢さんが、お父さんの影響を受けティム・バートンのファンだそうで、特に「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」 (The Nightmare Before Christmas)のジャックファンで、ジャックグッズを沢山所有しているそうです。
私もジャックの大ファンだとお伝えしたら、その事でも盛り上がってしまいました。
私は大人なのにジャックグッズを沢山所有してます。(笑)
ピアノの先生をなさっているそうで、お嬢さんがDVDを観ながら、この曲をピアノで弾いてとせがまれるそうなんですが、そう言われてぱっと弾けるなんて、本当に素敵だと思います。
ピアノどころか楽器をまったく弾けない私にとっては、羨ましい限り。
ティム・バートンといえば、ほとんどの作品の音楽を手がけているダニー・エルフマン。
私は、Oingo Boingoというバンド時代から、彼の大ファンです。
ティム・バートンもOingoの大ファンだったので、彼に映画音楽をお願いしたそうです。このバンド、解散した今でも根強いファンがいる事でも有名です。
昔、友達が『ブルース・ブラザース』のビデオをプレゼントしてくれたのですが、その中でCab Callowayが熱唱する『Minnie The Moocher』、大好きです。
ぽわわ〜ん という妙にゆるい音を聞くだけで、ゾクゾクします。
Oingo Boingoも『Minnie The Moocher』をカバーしてますが、聞いていると脳みそが溶けそうになります。
Photo from www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya.html
先日の松岡正剛さんの千夜千冊で紹介されていた「風呂で読むシリーズ」の本。このシリーズは、表紙もページも全て合成樹脂で出来ていて、水に濡れても大丈夫なんだそうです。夢の様な本だと思いました。私はサウナに入るのが大好きで、サウナではIPodは使えないし、無茶だと分かりつつも本を読みたくなり、何冊べこべこにしてしまった事か、、、最近は反省して、新聞や雑誌等の、捨てても良いものを読む様にしてますが、やはりゆっくり本を読みたいです。こういう気の利いたものは、やはり日本ならではだと思います。アメリカの普通の本、小説や実用書は特に、何とも味気ないものが多いです。わら半紙の様な紙も多く、表紙もぺらぺらだったりします。わら半紙でも何でも内容が面白ければ良いという考え方なんでしょうか。日本の本に比べて値段は格安ですが、、、編み物の本も文字だけというのも珍しくないです。写真が有っても、ちょこっと小さく載っているだけのものも多いです。反して、写真集は素敵なものが沢山有ります。
児童書も可愛いものが多く、内容も素敵なので、子供の為というよりも自分用に買いたくなってしまいます。
要するに、小説や実用書は使い捨て感覚なのでしょうか、、、
ここ何日か、NYはむし暑い日が続いています。今年の夏はずーっと涼しかったので、少し暑くなった位で文句を言うのはバチが当たりそうですが、暑い。英語ではこういう暑い日の事をDog dayと言います。昨夜、冷房を消した後、主人がのびている猫に向かって「こんなにDog dayが続くと辛いよね〜Cat dayの方が良いよね〜」って言っていたのを耳にして、、、あっそうか、『Dog Day Afternoon』は真夏の話だからこのタイトルなんだと、今更ながら気がつきました。(気がつくの遅過ぎですね)
ちなみに、Cat dayなんて言葉はありません。
この映画、遥昔に日本で深夜放送で観たのですが、邦題は『狼たちの午後』。
その時はDog dayの意味を知らなかったので、なぜDogを狼に変更したのかなとは思いましたが、邦題にはよくある事なので、あまり気に留めていませんでした。この映画、暑い!っていうのが画面から伝わってくる映画です。
アル・パチーノの鬼気迫る演技に圧倒されて、彼は銀行強盗なのに、どうか成功しますようにと、緊張しながら観たのを覚えています。
性転換手術を希望している恋人の為の強盗という、愛情あふれる理由のせいもあってか、憎めません。
たしかブルックリンが舞台だったかな?と思い出していたら懐かしくなって、また観たくなりました。
一緒に強盗をする仲間を演じたジョン・カザール。
若くして癌で亡くなってしまったので、作品が少なくて本当に残念です。
出演された映画全て、大好きです。
同じくシドニー・ルメット監督の作品の、『十二人の怒れる男』でも、真夏に扇風機だけしか無い狭い部屋で、張りつめた空気の中12人が話し合っていたのは、観ているだけでも暑さ倍増です。夏に観たくなる、さらに暑さを増す映画2本。
毎年栽培しているハーブのひとつ、シソ。
一週間以上前の事ですが、2階上に住んでいる友達から写真の苗木を頂きました。
友達のバルコニーの方が日当りが良いので、種から苗になる迄育てて貰いました。写真は頂いた時に記念撮影をしたものですが、すでに大きな鉢に植え替えたので、さらにぐんぐん育ってくれています。
うちに来てからというもの、毎日シソを美味しく頂いてます。しばらくインド料理づくめだったのですが、ここ一週間程は一食は必ずシソを頂いています。夏の間だけしかシソを楽しめないので、今のうちに楽しまなくては。こんなに沢山の苗木を頂き、感謝感激の日々です。
編み物が好きな友達がまわりに多く、私の子供の為にいろいろと手作りの作品を頂く事が多いです。どの手作りのプレゼントも本当に可愛くて、サイズが合わなくなってしまっても、大事にしたいと思っています。沢山頂いたプレゼントは、今後私のBlogで少しづつ紹介していこうと思っています。
私も編み物が大好きで、電車での移動時間、病院の待ち時間、ありとあらゆる所で編んでいます。
ちくちく編んでいると時間が本当にあっという間に過ぎてしまい、何度駅を乗り過ごしてしまたことか、、、
写真の帽子は友人作で、ひと月程前に日本から送られて着ました。今年の始めに、この友人から編み物を習い始めたというメールが届きました。私の子供の帽子を作りたいから、頭のサイズを教えて欲しいと。編み物初心者だという事なので、もっとシンプルな、簡単な帽子を作ってくれるのかと思っていたら、小包みを開けてびっくり。とても細かいかぎ針の、配色もとても綺麗な帽子。私は、子供っぽい変にカラフルな配色の子供用品は嫌いなので、この配色、とても好きです。編み物教室の先生に教えて貰いながら、大人用の帽子を小さく変更して編んだとの事です。つばが付いているので、夏のこの時期には毎日大活躍の帽子です。
昨夜、同じ建物の2階上の階に住んでいる友人宅に、久々に遊びに行きました。とても楽しかったので、帰ってきてからも気分良くて、枝豆&トウモロコシをつまみにビールを飲みながら、こんな夜は何か良い事が有りそう、、、なんて思っていたら、有りました。
良い事。何気につけたテレビに、何年も前に観て大感動した『Billy Elliot』が放送されていました!残念な事に最初の1時間程見逃してしまいましたが、再び大感動で、涙が止まりませんでした。炭坑夫のお父さんとお兄さん、おばあちゃんの深い愛情。貧しいながらも子供の幸せを一番に思う親の気持ち。お父さんとビリーが地面に転がり、笑いながら抱き合うシーンは、思い出すだけで胸が一杯になります。家族と友達に支えられながら、ダンサーになる夢を日に日に大きくしていくビリー少年。ビリーの踊るシーンで流れるT.RexやThe Jamの曲。好き過ぎて鳥肌が立ちます。最後の白鳥の湖の音楽も圧巻で、感動の嵐です。アダム・クーパー(Adam Cooper)が最後に少しだけ出演されていますが、美しい!の一言。欲張り過ぎですが、アダム・クーパーの白鳥の湖のシーンをもっと長くして頂きたかった、、、私は炭坑の街並が大好きです。小さな家が雑に建ち並び、近所の人達が顔見知りばかりの小さな街。こういう街に住んでいる、良い意味で雑な人々が大好きです。好きな街並の映画が沢山有りますが、中でも好きなのは同じくイギリスの炭坑の街を舞台にした「Brassed Off」。イギリスの鉄工所を舞台にした、『フル・モンティー』(The Full Monty)。ダブリンを舞台にした『ザ・コミットメンツ』(The Commitments)。どの話も、貧しくて苦しい生活なのに、夢一杯。
COFFEE & CIGARETTES、11編のモノクロ短編集。
数年前に劇場で観た時も好きでしたが、先日再度家で観て、やっぱり好きだと再確認。
ジム・ジャームッシュらしい選曲がとても心地良いです。登場人物の名前が俳優の名前そのままなのも、何だかすごく好きです。11編全て、コーヒーを飲みながらタバコをくゆらせ、噛み合ない会話をだらだらしている、本当にただそれだけの映画。
ジム・ジャームッシュの作品て、噛み合わない間が有って、そこが大好きです。
全編に有る、テーブルを真上から撮っているショット。
こぽこぽコーヒーを注ぎ足したり、煙草をくゆらせる手、このショットがたまらない。
NYでは数年前からレストラン、バー、カフェでの喫煙を全面禁止されています。ブルームバーグ市長が私財を投げ打って行なった処置で、喜んでいる人は多いと思います。嫌煙家の主人もその1人で、ブルームバーグが行なった、たったひとつの良い事だと喜んでいます。煙草は、百害有って一利無し。副流煙で他人にも迷惑をかけてしまう。子供や高齢者への害はひときわ大きい。でも、、、この映画を観ると、この景色、この空気感が消えてしまう事が悲しく思えてなりません。
見入ってしまうのは、ケイト・ブランシェットの『COUSINS』。
大女優とそのいとこを一人二役で見事に演じ分けています。数年前に劇場で観た後、主人が「もう一人の人ってケイト・ブランシェットのお姉さんとかかな?同じ系統の顔だと思わない?」と、ちょっと間抜けなな事を言ってましたけど、それ程違う雰囲気を醸し出していました。くすっと笑ってしまうのは『TWINS』。双子の役は、スパイク・リーの実の妹ジョイ・リーと弟サンキ・リー。
変なウエイターがスティーヴ・ブシェミ。
双子のだらっとした喧嘩が面白いし、私はスティーヴ・ブシェミの変な声を聞くだけでも嬉しくなってしまいます。ジョイ・リーは、スパイク・リーの『Do the Right Thing』や『Mo' Better Blues』にも出演していますが、本当に可愛らしくて大好きです。意外に良かったのが『SOMEWHERE IN CALIFORNIA』イギー・ポップとトム・ウェイツって、どう考えても演技とか出来そうもないと思っていたら、意外な事にしっくり馴染んでいたし、この2人の会話が好きです。
イギー・ポップって、こうしてじっくり見てみると、目がくりっとしていて可愛いなと思いました。
ビル・マーレイ(Bill Murray)の『DELIRIUM』も変なおじさん役がぴったりで、会話の端々にフルネームでビル・マーレイ、ビル・マーレイって何度も言われているのが、変な感じで面白いです。
こういうストーリーがちゃんと無い感じの映画って、とても好きです。
松岡正剛さんの「千夜千冊」。アップされるのが待ち遠しくてたまらないです。松岡正剛さんによって選ばれた本が紹介されています。NYでは入手出来る本は限られてしまいますが、読んでみたくなる本ばかり。
松岡正剛さんは一度テレビで拝見した事がありますが、本当に素敵な方で、お話に引き込まれてしまいました。
本て不思議で、同じ本を何度読んでも毎回違う感覚を受けます。
映画も同じです。
だから気に入った作品は、何度も繰り返し体験したくなります。
好きな作品は、飽きるどころか更に好きになります。
マイケル・ジャクソンが亡くなってから数日経ちますが、連日特集番組が放送され続けていて、マイケルの姿を見ない日はありません。デビュー前、小さなスタジオでジェームス・ブラウンの曲に合わせて踊っている白黒映像を見ました。小さな可愛い男の子が上手に踊っているなーというレベルの物ではなく、完全にジェームス・ブラウンでした。
80年代、インタビュアーがマイケルに「どの様なダンスの練習で、そんな風に動けるんですか?」と聞いた時に「神様がくれた才能だから、練習で得られるものでは無い」と答えていたのが印象的でした。
全ての才能を持って産まれて来た天才ですからね。
毎年暖かくなるのを待ち、バルコニーでいくつか植物を栽培しています。バジル、オレガノ、シソ、オレンジミント、香草、ローズマリー等。すくすく育ってくれています。その中でも、オレンジミントの成長の早さとツルの伸び具合は驚異的で、我が家ではオレンジミントを『オードリー2』と呼んでいます。『オードリー2』の様に、毎日見る度に大きくなっていくし、毎日サラダに入れて食べているのに、どんどん大きくなるので葉っぱが一向に減らない感じ。気がつかない間に他の鉢植えの間にツルを伸ばし、あっという間にツルは私の身長よりも遥かに長く2mを越え、征服しようとしている感じ。まさに『オードリー2』そのもの。『オードリー2』と言って、ピンとこない方の為に説明しますと、、、映画「Little shop of horrors」の『オードリー2』です。「Feed me~」と生き血をおねだりして、ぐいぐい成長を続け、巨大になって人を丸呑みしてしまう化け物鉢植え『オードリー2』。って書くと、B級ホラー映画みたいですけど、かなりファンキーなミュージカル映画です。普通のミントは味が強過ぎて、お茶に入れたり、クッキーに混ぜ込むのには良いですが、私はオレンジミントの方が断然美味しいと思います。
いつもサラダに入れてますが、口の中にほんのりオレンジの香りが漂い、いつものサラダがグレードアップします。葉っぱは普通のミントよりも丸っこくて、見た目もとても可愛いです。
輪切りにしたキュウリに、刻んだオレンジミント、ワインビネガー、オリーブオイル、塩、こしょうをしただけでも美味しくて、夏の定番です。
さっと茹でた海老と一緒に食べても美味しいですよー
毎年ユニオンスクエアのファーマーズマーケットで苗木を買っているのですが、一ヶ月程前に苗木を買いに行った時にはオレンジミントは有りませんでした。とてもショックだったので、オレンジミントを買えなかった事を友人に話したのですが、何と先日その友人がユニオンスクエアで買って、プレゼントしてくれました!本当に本当に感謝感激です。(涙)頂いた時は直径10cm程の小さい鉢植えに、ちょこんと可愛いオレンジミントが生えていただけなのに、10日程経った現在、すでに2倍強になっています。この所忙しかったもので、まだ大きい鉢に植え替えていなくて、頂いた時の小さい鉢のままなのに、、、恐るべし『オードリー2』。
NYに8店舗有るTwo Bootsというピザ屋さんは、ピザの種類全てに映画やテレビのキャラクターの名前が付いています。
その中に「Mr.Pink」というピザが有ります。
メニューを見て下さい。
およそ食べ物につけるのはどうかと思う様なキャラクターの名前がずらり。(笑)
しかもマニアック。
「Mr.Pink」のピザは、マリネされたチキンとトマトにモッツァレッラチーズとガーリックがトッピングされています。
「Mr.Pink」は、15年以上前に公開された「レザボア・ドッグス」(Reservoir Dogs)の中のキャラクターです。
私はこの映画、友人から面白いらしいから観ようと誘われ、何の前情報もなく観ました。
観た後に知ったのですが、カンヌ映画祭では「心臓の弱い方は鑑賞を控えて下さい」と警告があったそうです。
そんな事は知らなかったものですから、観た直後は私も友人もショックのあまり無言になってしまいました。
しばらくして落ち着きを取り戻した後、今迄観た事の無い面白い映画だったねと、かなり盛り上がりました。
監督のタランティーノもMr.Brownとして出演していて、とてつも無く無駄な事を早口でしゃべっていて、面白かったです。
友人から誰が一番好きだった?と聞かれ、Mr.Pinkと答えたら、結構引かれてしまいました。
MR.Pink。
器が小さく、小心者、身勝手、短気。
魅力的とはほど遠いキャラですが、ねずみ男の様な感じで憎めないんですよ。
私はこの役を演じているスティーブ・ブシェミ(Steve Buscemi)が大好きで、この役はこの人以外ないと思っています。
以前、「レザボア・ドッグス」特集の番組を観たのですが、「レザボア・ドッグス」好きの有名人が映画の魅力について語り合っていて、中々面白かったです。
で、一番好きなのは誰というアンケートを取ったら、主役でもないのにMr.Pinkが堂々一位に輝いていました。
意外と好きな方、多いんですね〜
Two BootsはTwo Boots Videoというレンタルビデオ屋さんも展開しているのですが、他では見られないマニアックなビデオが所狭しと並んでいます。
NYのアート系の新聞「Village Voice」でNY一のビデオ屋さんと紹介されただけあって、セレクションを見るだけでも面白いです。
以前、NYに遊びに来たマニアックな友達を連れて行ったら、かなり壷にはまった様で、後日NYで一番面白かった場所だったと言ってました。